看護師の業務改善で注意すること

看護師の業務改善で注意すること


こんばんは。看護師の悩み解決専門カウンセラーの坂口です。


あなたは、ある程度、業務改善について、意見を言える立場にありますか?


もしくは、係の仕事の一環で、業務改善に関する取り組みをしている立場ですか?


もしも、あなたが、「その通りだよ!(^0^)/」という場合、このまま読み進めてくださいね。


20年以上、看護師をしている私が、今ごろになって痛切しているのが。 「取り決め事項の決定は、できるだけ少なくしたほうが良い」 ということです。


それでなくても、この現場って、気づくと、次から次へと「決まりごと」がどんどん増えていってませんか?


気がつくと、「どんだけ取り決め多いねん!!」みたいな状態。


私ね。若い頃は、気づかないどころか、「取り決めしないで、何が変わる」くらいの勢いで物事を考えていました。


「必要なことをスタッフに守ってもらうためには、取り決めをすることが当たり前だ」と、 信じ込んでいたことすら気づかなかった(←ここ、重要です) んですね。


だから、「周知徹底」=「決まりごとを作る」という以外の選択肢が当時の私にはなかったんです。


そう。選択肢すら浮かばないどころか、決まりごとを守らない人を、厳しく追及するタイプでした。


でもねー。。。


この歳になって、やっと気づいたんですけど、 仕事を順調に、円滑に進める目的で作られたはずの「決まりごと」が。 かえって、自分をはじめ、周りのスタッフの首を絞めちゃってるってこと、ものすごくあるんですよね。


ここで、例を挙げます。


24時間、点滴をキープしている患者さん。


10時~10時までの点滴を行っています。


で、日勤者が新しく点滴交換をするときに。


その日の朝の夜勤さんの調整・管理ミスで 10時の段階で、300ml残っていたとするじゃないですか。


困りますよね。


そんなに残量があったら、切り替えができないんですもん。


そんな「点滴の残量が多い状況」が、特定の看護師だけでなく、


「・・・そういえば、Aさんが夜勤のときも、そんなことがあった・・・」とか。


「あ。Bさんも、たまに点滴を結構な量、残して帰ることあったわ」 という状況が重なったとき。


安易に(←あえて「安易に」と書いてみます)


『朝の申し送りのときに、夜勤者さんは患者さんの点滴の残量を日勤さんに必ず送るようにしましょう』 という決まりごとを作ったとします。


そしたらね。 今度、何が起こるかというと。


点滴の残量を日勤帯に申し送り忘れる夜勤者。 が出てくるわけです。


ヒューマンエラーが、永遠に「0」にならない性質をもつのと同じで、決まりごとを守らない人、守れない人っていうのが必ず出てくる。


すると、「じゃあ、申し送りをし忘れないために、夜勤さんが伝え忘れているようだったら、日勤者からも確認をしましょう」・・・みたいな感じで、 またまた新しい「決まりごと」が増えていく。 という「ループ」にはまるんです。


決まりごとを守るための決まりごとがどんどん増えていく

決まりごとが増えれば増えるほど、当然、守れない人が出てくる

「なんで、守れないんだよ!安全のための策なのに!(怒)」

「・・・こまったなぁ・・・大切なことだから、決まりごとを作ったのにね・・・」


と、またまた新たな問題が生まれる。


このご時世だから、確かに、決まりごとをつくることって、やっぱり大切だと思うんです。


だけど、秩序を保つための「決まりごと」のはずが。


いつの間にか、自分たちの首を絞めるだけの「決まりごと」になっている可能性だって、あるんです。


何でもかんでも、決まりごとを作ることで、無駄なストレスや新たな問題が生じる可能性があること、心のどこかで覚えておいてくださいね^^

 

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