ついつい、新人の言動に過剰に反応してしまうことについて

ついつい、新人の言動に過剰に反応してしまうことについて


こんばんは。看護師の悩み解決専門カウンセラーの坂口です。


指導時は、新人に対して気配り、目配りが必要になることが多い分、新人の言動や行動に過剰に反応してしまう場面も少なくありません。


単に、接触回数が多いからという理由だけでなく、「自分がきちんと指導をしなければ」という責任感が強ければ強い人ほど、新人の一挙一動が気になるということもあるのでしょう。


ずっと昔の話ですが、ある後輩が、こんなことを言っていました。(一部、フィクションです)


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「この前、新人のA子さんさぁ、歓迎会の挨拶の時に「人と話すのは苦手です」とかなんとか言ってたじゃん?


そしたら、この前の日勤でも、患者さんのオリエンテーションの見学が終わった後に歓迎会のときと同じこと言ってたの。



「私にできますかね・・・。人と話すの苦手だから・・・」とかなんとか言っちゃって。


もうあたし、カチンときて言ってやったさ。


『あのさ、人と話すの苦手とか平気で言っちゃってるけど、じゃあ、どうしてこの仕事選んだの?』って。


そんなさ、苦手なら苦手なりにするべき努力があるだろうっつーの!


なのに、口を開けば苦手だのなんだのと言い訳してさぁ。


社会人としての自覚に欠けてるよねー。ほんと嫌になる!!」


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人間関係は、コミュニケーションの行き違いでトラブルが起こることが多いです。


トラブルのほとんどは、受け取る側の解釈や思い込み。


そして、相手に対しての言葉が圧倒的に足りないことによるものが原因です。


では、今回のケースの場合、後輩の発言には、どのような思い込みがあると推測できるでしょうか。



それは、


1)社会人は言い訳をしてはならない


2)苦手苦手と言っている暇があるなら、努力をするべき


3)看護師は、人と話すことが得意でなければならない

(あるいは、人と話すのが苦手な人は、看護師になるべきではない)


などが挙げられます。


確かに、心の余裕がなくなると新人の一挙一動あるいは言動に過敏に反応するのも無理はありません。


しかし、過敏に反応することは、相手に「困った新人」「できの悪い新人」というレッテルを貼ってしまう。


それは、「思い込み」であるにも関わらず、それを真実だと思い込んでしまう。


でも、人はいつだって、人に教えられ、育てられるもの。


指導者も、新人の姿から「気づかされること」は多々、あるはずです。


人と話すのが苦手なら、時間をかけてゆっくりと苦手意識を解消しても遅くはないですし、必ずしも会話が得意である必要はありません。


着眼点は、新人が「人と話すのは苦手だから」と、繰り返し言うのはなぜか。


そこには、必ず「理由」が存在しています。


その理由が、自分にとって理解できるかどうかは別として、新人がそう思っているんだという「事実」。


そこを認めることからはじめてもいいのではないかと思います。

 

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